関西国際空港(KIX)- ロサンゼルス空港(LAX)間の、カルネ(ATA Carnet)通関の記録です。最終回です。
<最終回>日本での入国時(再輸入)の手続き
ここまでくると、日本なので楽勝です。分からなくてもとにかく聞けば大丈夫です。
①入国審査
②預けた荷物の受け取り
③手荷物検査
④カルネ通関申告
カルネ通関はロスへの入国時と同じく、最後の最後です。
入国審査を終えて、手荷物をBaggage Claimで受け取った後、普通は手荷物検査を済ませて外に出ますが、この手荷物検査のところで、カルネがあることを伝えます。
すると、手続きするデスクに連れて行ってくれます。手荷物検査場に向かって右端にあります。
カルネ手帳を渡すと、カルネの黄色のカードに必要事項を記入し、押印してくれます。ここまでくると慣れてきたので、控えの黄色い用紙は、先に記載しておきました。ただ、サインだけは念のため係員の目の前で書きました。そして、その用紙が切り取られ、手帳を返してくれて終わりです。
かかった時間は約5分です。
ということで、全ての処理を終えて、日本に持ち帰ることができました。
ばんざーい!
ところで今回、ひとつ面白いと思ったのは、控えの用紙を切り取るとき、日本では2回ともハサミできれいに切り取っていましたが、米国では2回ともビリビリっと破り取られました。これも国民性ですね。
今回の通関は関空とロスだけで、国や空港によって手続きの手順は異なると思いますが、今後カルネ通関する方にとって、なにがしかの参考になれば幸いです。
ハンドキャリーでのカルネ通関4 日本入国編