けんべぇだぁ

「黄斑上膜」と「両眼複視(斜視?)」の二重苦

最近、眼の病気に悩まされています。しかも2つ。

黄斑上膜」と「両眼複視(斜視?)

 

病院に通っていますが、どちらも軽症だと言われています。

ホンマかな?と疑って2ヶ所の眼科で診てもらいましたが、同じ診断でした。

 

結果、どんな見え方になっているのか、こちらに書きました。

これを見てから以下を読んでいただけたらと思います。

 

 黄斑上膜

 

――――― 黄斑上膜とは ―――――

 

黄斑上膜は、網膜の中心にある黄斑の前に薄い膜が張る病気です。

その前に、後部硝子体剥離といって、眼球を形作っている球体が網膜から剥がれています。

 

この剥離は加齢でよく起こり、その後に膜ができることがあるとのこと。

黄斑前膜など、別の呼び方もあるようです。

 

そして膜が収縮すると、網膜にシワが寄って、世界が歪みます

 

―――――― 診察結果 ――――――

 

病院では、右眼にこの黄斑上膜ができていると診断されました。

 

ただ、まだ膜が薄く、視力も落ちていないので、大丈夫と言われました。

このぐらいでよく気づきましたねと言われました。

3D眼底写真の断面図を見せていただきましたが、確かに薄いです。

まだまだ軽症です。

 

―――――― 自覚症状 ――――――

 

でも、でも、でも

メッチャ自覚症状があるんです。

気持ち悪いんです。

 

直線が曲がり、世界が歪む症状がハッキリ分かります。

 

そしてそれだけでなく、直線がギザギザに見えています。

 

上の歪の粗さ(アムスラーチャートという格子模様を見て分かる粗さ)ではなく、もっともっと細かいギザギザです。

シワシワの膜を通して世界を見ている感じです。

 

これが一緒になると、かなり気持ち悪いです。

エクセルのセルがギザギザでグニャッとするのです。

少なくとも普通に気付くレベルです。

 

こうして私の右眼の視界は、直線のない世界になってしまいました。

 

不等像視という像の大きさの違いも出ています。

見右目の方が10〜20%ぐらい大きく見えている感じがします。

 

―――――― 治療方法 ――――――

 

この膜は、手術で取り除くことができます。

ただ、膜が厚くなって、視力が落ちたら手術適用とのことです。

私の行った病院では視力0.8以下が目安だそうです。

また、左右で見える大きさが変わってきたら手術を考えるそうです。

 

でも、私の場合はまだ早いと言われました。

なぜなら、視力は出ているのです。

検査をすると「C」はギザギザですが、開いている向きは分かります。

見える大きさの違いも、まだ軽症なのでしょうか。

そもそも膜が薄く、希望しても手術してくれる病院はないと言われました。

 

また、この手術をすると白内障が進行しやすくなるそうです。

そのため、50代以上で手術する場合は、白内障の症状がなくても白内障の手術を同時にやってしまうらしいです。

デメリットも結構あるので、慌てて手術すべきではない、とのことです。

 

―――――― 原因? ―――――――

 

実はちょっと思い当たることがあります。

一時、監視カメラ用の強い赤外線LEDを身近に扱っていました。

そして、この赤外線LEDを点灯していた日は、だいたい眼の調子が悪く感じていました。

そして最後の数日で一気に悪くなりました。

 

今は消えましたが、最初は視界の中央に黄色い領域ができていました。

もしかしたら、赤外線が集光して膜を焦がして、シワシワになって、縮んで、ってことなのではと疑っています。

病院でも話しても流されてしまいましたが・・・

 

 両眼複視(斜視?)

 

――――――― 症状 ―――――――

 

上下の斜視です。左右の眼で高さが違って見えます。

世界が上下に2重になるのです。

私の場合、右眼より左眼の方が上に見えています。

 

人は、両眼で見ることで、立体に見ています。

ところが上下にズレると融像しないので、立体視ができません。

立体感がなくなるのです。距離感がつかめなくなるのです。

 

―――――― 診断結果 ――――――

 

こちらも軽症らしいです。

検査用のプリズムがあるのですが、最も緩いプリズムのズレでした。

 

―――――― 自覚症状 ――――――

 

少しであっても上下ズレは厳しいです。

気持ち悪さでいうと、黄斑上膜より上です。

 

人の目が2✕2で4つになります。

テニスをしても、ボールが2つになり距離感がつかめません

 

こうして私の視界は、立体感のない世界になってしまいました

 

―――――― 治療方法 ――――――

 

斜視は、筋肉の動きを制限する手術で治療できます。

また、プリズム形状のメガネで矯正することもできるそうです。

 

このまま進行しなければ、ひとまずメガネを作る予定です。

ただし、これでも見えるようにならないケースがあるとのこと。

※その後作ったのですが、うまくいきませんでした。

 

 因果関係

 

黄斑上膜と斜視には因果関係はないと言われました。

黄斑上膜ぐらいの膜でこんな上下のズレは発生しないでしょう。

なので理屈上は関連しそうにありません。

 

でも二つの症状がほぼ同時に発生したのは気がかりです。

剥がれた硝子体の屈折とか、網膜とレンズの位置関係が微妙に狂ったとか、何か因果関係があるかもと思ってしまいます。

 

ということで、いろいろとモヤモヤしています。

もうこれはこれで受け入れるしかないのかなと思ったりもしますが、やっぱ不便です・・・

 

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