関西国際空港(KIX)- ロサンゼルス空港(LAX)間の、カルネ(ATA Carnet)通関の記録です。
入国時の手順は、関空で聞いてみたけど分からず、ネットでの少ない情報をもとにトライしました。
①入国審査
②預けた手荷物の受け取り
③カルネ通関申告
まず、いつも通り入国審査を行います。
普通はESTA登録していると思いますので、まずは機械で処理をします。申告物は「あり」を選択します。すると、出てきたレシートに「○」がつけられていました。
今回は何故かESTAレーンが閉じられていて、全員が通常の入国審査レーンに並ばされたので、「○」がついているとどちらに行くのかは分かりません。ただ、入国審査では、申告物については特に何も言われずに通過できました。(滞在期間など、通常の質問のみでした。)
その後も通常通りで、Baggage Claimに進み、預けた手荷物を受け取ります。
カルネ通関はこの後です。Baggage Claimの後、外に出る前に、ESTAのレシートを渡すカウンターがあります。ここで、カルネ手帳を見せて、カルネ申告があると伝えます。
そうすると、右の方に行けと言われます。LAXではAとBの部屋があり、Bに行けと言われました。
<注>最初何も言わないでいると、普通に通過させられそうになりました。で、「いや、カルネあんねん」と言うと、「おお、あっち行ってらっしゃい」と優しく教えてくれました。
Bの部屋に入ると、担当の人がいて、カルネの白色のカードに必要事項を記入し、押印してくれます。また、控えの白い用紙に必要事項を記入してくれます。サインの欄は記入するよう言われます。その後、控えの用紙は通関で保管するので、切り取られます。これで終わりです。
関空とは違い、慣れた手つきで5分ぐらいで終わりました。
ということで、問題なく米国に持ち込むことができました。
現物確認などは全くありませんでした。おそらく申告した以上は、あとは持ち込む人の責任(途中で処理漏れなどがあれば、税金を請求されるだけ)なので、適当なのだと思います。
次回(第3回)は、ロサンゼルス空港での出国時(再輸出)の手続きです。
ハンドキャリーでのカルネ通関2 ロス入国編