－洗濯機洗浄の悩み事－
洗濯物に黒い水垢汚れ「ビロビロわかめ」が付いて困っている方、たくさんいるのではないでしょうか。
我が家の洗濯機も、買って約2年で目立ち始めました。何度も洗濯槽クリーナーを使って洗浄しましたが、一向に改善せず。
そこで徹底的に原因を追求し、遂に完全洗浄できる方法に辿りつきました！！！
この方法は、以前LINEQというサイトで紹介させていただき、たくさんの方から効果があったとの喜びの声をいただきました。なので、お困りの方は是非お試しください。
分かり易くするため、最初に方法だけ書いて、根拠やポイントはその後に書きます。
－洗浄方法－
次の2種類を準備してください。どちらも普通の洗濯層クリーナーです。100均で売っているもので十分です。
■酸素系 洗濯槽クリーナー（粉末）
■塩素系 洗濯槽クリーナー
順番に使います。
※危険なので、絶対に混ぜないでください！
以下の手順で洗浄してください。
①「酸素系 洗濯槽クリーナー」の粉末を洗濯槽の底に全て撒きます。この時、できるだけ底の穴や隙間からその下に落とし込みます。底の回転羽根（パルセーター）の周りの隙間からも、しっかり洗剤を落とします。
②水を手作業で入れます。水量が大事なので自動給水は使わず、水道などから桶で入れてください。水は最初は穴や隙間から下に入って消えていきます。しばらくすると、水が回転羽根付近まできます。この回転羽根の上に来る直前ぐらいで、ストップです。
③洗濯槽を手で回してください。洗濯槽の上の方を掴んで、グルグル回します。怪我をしないように注意してください。そうすると、底の隙間から泡が出てきます。反対回しもしながら、5分ぐらいひたすら回します。
この時点で、かなり汚れが取れてくるのが実感できるはずです。
面倒なのはここまでです。後は時間はかかりますが、実質これで終わったようなものです。
④洗濯機の蓋を閉めて、水多めで、自動で1回運転します。（まだまだ泡が出て、上の方までキレイにしてくれます。）
⑤終わったら、洗剤を入れずに、自動でもう1回運転します。
⑥終わったら、塩素系で仕上げです。これも、先に洗剤を入れてください。蓋を閉めて、水多めで、自動で1回運転します。
※汚れがひどかった場合は、満水の状態で数時間放置した後に1回運転がベターです。
以上で終わりです。
我が家の洗濯機はこれで超快適に生まれ変わりました。
－ポイント－
では次に、この洗浄法のポイントを書きます。興味のある方は読んでください。
＜汚れの隠れ家＞
何度も洗浄しているのに出てくる汚れは、いったいどこに居座っていたでしょうか。ここまで読んでいただければ分かると思いますが、洗濯槽の底にある回転羽根（パルセーター）の下だったのです。（なので、パルセーターを外して洗浄するという方法もありますが、かなり大変な作業です。）
＜洗剤＞
酸素系は、水を加えると発泡し、泡がはじける力で汚れを剥がします。塩素系は、漂白と分解で、汚れを落とします。これを順番に両方使うのもポイントです。
まず酸素系で、大きな汚れを剥がします。次に塩素系で、残った汚れを分解します。殺菌作用もあります。
＜洗浄＞
今回の方法がこれまでのやり方と決定的に違うのは、水の入れ方です。
洗剤の袋に書いている使い方を読むと、「洗濯槽に水を多めにためて、洗剤を入れてください」と書いてあります。
でもこれではダメなのです。
特に酸素系は泡がはじけて汚れを剥がすのですが、泡は水に浮くので、どうしてもためた水の上の方でばかり効果を発揮します。洗濯機を回すとある程度下に届きますが、回転羽根の下にはほとんど届きません。だから、少ない水量で、手作業で回すと効果が出るのです。
塩素系の仕上げも、やはり先に洗剤を入れるのがポイントです。底の方は、水が少なく洗剤が濃い状態でしっかりと汚れを落とします。こちらは水を溜めながらできるので、手で回したりせず、自動運転で大丈夫です。
冒頭に書いた通り、LINEQというサイトでこの方法を紹介した際は、多くの喜びの声をいただきました。自身でも何度か試し、確認しています。
酸素系洗剤が、商品によって発砲性に差があるような気もしていて、洗剤の組み合わせなどで結果に差がでるかもしれません。でも、確実に効果が得られた実績が多数あるのは間違いありません。
この方法で少しでも皆さんの悩みが解決すればと思います。トライしていただける方のご健闘をお祈りいたします！！！
